丸三商事株式会社

山本ビニター(株)


    高周波・蒸気複合乾燥装置

▼高周波・蒸気複合乾燥とは
高周波・蒸気複合乾燥機は、従来の蒸気による熱気乾燥に常圧の高周波加熱を組合わせ、柱・梁などの大断面材の材芯の水分を迅速かつ正確に除去、水分傾斜のない高品質な木材乾燥を行うのが目的です。

▼乾燥のメカニズム
高周波加熱は、水分の多い材芯部に選択的に作用し材芯部を100℃程度に加熱します。

一方、材外面部の蒸気温度は80℃〜90℃のため、木材内に温度勾配が発生します。

その結果木材の内外に大きな圧力差が生じ、水分の透過性が高まり材芯部水分が外に向かって積極的に押出されます。

乾燥の迅速化と水分傾斜の解消が図られ、理想的な乾燥が実現されます。

▼特徴
 ★乾燥時間の大巾短縮(中温熱乾燥の1/2〜1/3)
 ★変色、割れ、反り、曲りの少ない高品質乾燥
 ★品質面で等価換算すれば、コストパフォーマンスは最大
 ★水分傾斜の少ない均一乾燥(全乾法でD20レベル以下を実現)
 ★熱量消費の大きい蒸発潜熱を蒸気で賄い省エネルギー化を実現

▼システムの概要
本システムは、基本的には従来のIF型蒸気乾燥機に高周波加熱装置を合体させたものですが、下記のような革新的な技術開発が盛り込まれています。

◎ローテーション加熱
乾燥材全体を複数(4〜6)のブロックに分割し、順次ローテーション加熱することにより、高周波加熱装置部の容量を最小限とし、設備コスト及びエネルギーコストを抑えます。

◎桟積み方式
従来の高周波加熱は桟積みによるエアーギャップを嫌うため、ベタ積みにて加熱をしていましたが、本新システムは効率を落さずに加熱する新しい制御方式を採用して、高周波の利点と生産性を最大限に活かします。

◎最小時間で最大効果の高周波制御
乾燥の進行に合わせ、高周波加熱のタイミング、時間を自動的に制御、高周波の総加熱時間を最小としてエネルギーコストを極限まで低下させます。
 

30m3型完成予定図


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